西条高校 校章の由来
明治２９年県立尋常中学校東予分校として発足したときに、松山中学から転任してきた図画教師の高瀬半哉先生が創案した校章が今も使用されている。中学校創立以来の校章を幾度かの学制改革にもめげずにそのまま守り抜いている高校は、県下唯一本校だけである。
この図案は「中」を幾何図式で作図しているが、おそらく星の輝きを形象化したものと思われる。伸びゆく若人に、星のごとく思慮深く、慈愛深く、高く、清らかに、久遠に輝けとの祈りがこめられているものと推察される。
ちなみに高瀬先生は、夏目漱石の「坊っちゃん」のなかの人物「のだいこ」のモデルといわれている。(漱石の松山中学の在任は、明治２８年４月から翌年の４月まで、２９歳から３０歳の時である)。
高瀬半哉 先生
西条高校 校旗
西条高校 校旗
